講義

14 長い目で見たギャンブルの話

ギャンブルはいつか負ける

ギャンブルは長い目で見るといつか負けます。

ギャンブルをまったくやってはいけないと言うつもりはありませんが、人生をギャンブルに預けるようなことをするのはとても危険なのでおすすめできません。

日本にあるギャンブルと還元率

日本にはパチンコ、競馬、競輪、オートレース、競艇、宝くじなど、ギャンブルがたくさんあります。

お金を賭けていくら戻ってくるか(期待値)の割合を還元率と言います。

還元率が100パーセントに近ければ勝ちやすいギャンブル、100パーセントよりも小さくなればなるほど負けやすいギャンブル、ということになります。

主なギャンブルの還元率

パチンコ     85パーセント
競馬       75パーセント
競輪       75パーセント
オートレース   70パーセント
競艇       75パーセント
宝くじ      50パーセント


(参考)
ルーレット    95パーセント

上記がおよその還元率と言われています。

宝くじになると10000円分購入しても戻ってくるのが大体5000円でしかないので、なかなか儲からないギャンブルだと言えます。

(あくまでこれは還元率を元にした数字であり、全体から見たときの賭け金が分配される比率です)

大数の法則

統計学の用語で大数の法則というものがあります。

これは「同一の試行を無限回行えば標本平均は母平均(期待値)に収束する」というものです。

つまり、サイコロを無限にふり続ければ、1の目が出る確率は6分の1に近づいていき、他の数字が出る確率も6分の1に近づいていく、ということです。

(サイコロをずっと振っていると、1つの目だけが極端に多く出るということにはならなくなる)

これは、ギャンブルにおいても同じです。

長い目で見れば、還元率の割合に近づいていきます。

これは、主催する側に有利になるようにギャンブルが設計されているからです。

運、というけれど…

ギャンブルは運の要素が強いかもしれません。

ですが、考え方によってはただの偶然に期待しているだけ、とも言えます。

偶然が連続して勝っている状態がツイている状態で、その反対の状態が負けている状態なのだとすれば、運をよくする行動(神社にお参りする、など)を仮に行なっても、それは結果とは直接関係がない可能性があります。

よく考えてみれば、ギャンブルには自分で関与できる部分とできない部分があります。

自分で関与できる部分で結果が大きく変わってくるのだとすれば、ギャンブルだけで大豪邸を建てた人がいるはずですが、少なくともギャンブルに参加する一般市民でそれを実現するのは至難です。

勝てる人もいる?

もちろん、中には賭け事が上手い人がいて、勝てる人もいることでしょう。

ですが、その方法の再現性があるのか?ということをみれば、かなり難しいのではないか?

おそらく、その人に言わせれば運の要素や自らの能力などに頼る部分が大きいはずですが、いまだに解明されていないところを見ると、ギャンブルで勝てる状態でい続けることはかなり難しいはずです。

人生をギャンブルに預けっぱなしにするのは危険

これと同じように、人生をギャンブルに預けっぱなしにするのは危険です。

ギャンブルで生計を立てるかのように、投機で生活を成り立たせるのは、逆風が吹いた時に大打撃を喰らう可能性が高く、アップダウンの激しい生活を送らざるをえなくなります。

株やFXはやり方を間違えるとギャンブルと同じ

例えば株式トレードであったりFXは、先物取引や高すぎるレバレッジをかけた状態で行うと、儲かるときは儲かりますが、損をするときはかなり大きな損が出ます。

これは極めて危険です。

何事も、ほどほどであることが長く続けるコツです。

投資はギャンブルなのか?

では、投資はギャンブルなのか?ということになりますが、一攫千金を狙った場合はギャンブルになるが、作物を育てるように管理して行う投資はギャンブルではありません。

投資することによって経済が回り、それが世の中を豊かにしていったり、雇用を生んだりするのであれば、投資は社会を潤すものとなります。

投資もギャンブルも嫌い、という人へ

投資と聞くといまだに胡散臭いイメージがあります。

ギャンブルも、依存しすぎてしまうとかなり困ったことになります。

ただ、1つ言えるのは、私たちは何らかの形で投資的行動やギャンブル的行動を取っている、ということです。

そして、それは個人の問題であって、本来そのギャンブルの要素をどう捉えるかは個人に委ねられています。

自分の将来を見据えて学校に通ったり、スポーツ選手になるべく努力することも、純粋にその行為が上達することの他に、人生をどう生きるかという意味では投資やギャンブルの要素が含まれてきます。

普通に会社で働く、という選択をすることも、自分で事業を立ち上げる、ということも、1度きりの人生の限られた時間の中で行われる掛け事、と言える部分があります。

その賭け事にリスクがどれくらい含まれているかどうかの違いは必ずあって、それを選択するかどうかということもまた、人生の中での投資やギャンブルになっているのです。

自分の人生、リスクを負うかどうか、成功したいかどうかはその人自身の問題です。

そうした人生の選択と、趣味や娯楽としてのギャンブルがあるとして、どちらも度が過ぎることになれば人生は自然と波瀾万丈になりますし、そうでない選択をすれば平穏で波風が立たない人生となります。

ただ、リスクをとる場合は、その先にどんな可能性があるのかを知っておくべきです。

(結婚でさえ、1つのギャンブルと言えますよね?)

まとめ ギャンブルはいつか負ける

ギャンブルは長い目で見るといつか負けます。

その上で、自分の行動が投機なのか、投資なのかという判断を持てるかどうかが悲劇を防ぐための解決策となります。

(負けると決まっている勝負をするのではなく、勝ち目がある勝負をすることが人生には大事だと私は思います)

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