「投資」と聞くと、それだけで怪しいというイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思います。
ですが、世の中を生きる上で投資から逃れることは、人生が生きづらくなる選択をすることと同じです。
今回は、そんな投資(と借金)に関するお話です。
この記事の目次
借金も投資の一種となりうる
借金も投資の一種となります(ただし、方法を間違えなければ)
そして、投資を行うことで私たちは自らの生活を支えてくれる源を得ることができます。
例えば、水を汲みに毎日1時間歩かないといけない場合があるとします。
もしここで井戸を掘り当てることができたら、毎日1時間を水汲みに行く必要がなくなりますよね?
そして、井戸があることで生活が安定し、水不足のために困ることがなくなります。
このように、生活を安定させてくれるものそのもの、またはそのために費やす時間や労力が投資にあたるものとなります。
するべき投資、しないほうがいい投資
ここで、するべき投資としないほうがいい投資について、わかりやすく考えてみます。
するべき投資(お金を生む投資)
するべき投資は以下の3つです。
- 投資することでお金が増えていく投資
- 投資することで時間が節約できる投資
- 投資することで労力が節約できる投資
しないほうがいい投資(お金を生まない投資)
しないほうがいい投資は、上記の反対に当たるものです。
- 投資することでお金が減る投資
- 投資することで時間が奪われる投資
- 投資することで労力がもっと必要になる投資
投資をしても損をする状態になってしまい、利益になる見通しが立たない場合は、しないほうがいい投資になります。
投資をするために必要な要素
投資をするために必要になる要素はいくつかあります。
- 投資や経済の知識
- 投資に回せるだけの余分なお金
- (関連して)安定した収入
- 間違った情報に騙されないこと
仮に安定した収入がないのにお金でお金を生むような投資をしようとしてもムリです。
10万円手元にあっても、それを投資に回して1年間生きることは現実的に不可能です。
世界一の投資家でさえ、投資で得られる年間の平均利回りは○○%です。
普通に考えても、投資に回せるだけのお金が少ない場合、投資をするべきではありません。
どんな投資をするか
では、状況に応じてどんな投資をするかという判断が必要になりそうですよね?
お金がない時
手元に投資できるだけのお金がない場合は、自分自身に投資をするべき段階です。
- 英語を習う
- 技術を身につける
- 知見を広げるために旅をする
こうしたことは、年齢が上がるにつれてやりにくくなります。
若い時はお金が無いことがほとんどですので、自分自身への投資として自らの人生を切り開くのに役立つことをしてみると、困難がやってきても生きやすくなります。
会社で働くときも、これらの自己投資は収入が上がる要素になります。
お金がある時
お金があるならば、金融商品を買うような投資をしても良いでしょう。
これも間違った買い方をしない限り、時間と共にお金が増えていくことになります。
毎月決まった額の投資商品を購入し続けていけば、それが雪だるまのように大きくなっていく、ということです。
投資も借金も怖い、というあなたへ
投資と聞くと胡散臭いからイヤだ、という人もいるかもしれません。
ですが、生きている以上、私たちは必ず投資に当たるものをしています。
例えば、自分で学校に通ったり、子どもを学校に通わせることは、将来への投資です。
他にも、将来のためを思って散歩やジョギングなど運動をしている人も、健康維持という名の身体への投資をしていることになります。
ですので、お金が関わらない投資を私たちは何らかの形で行っています。
やり方を間違えることがなければ、お金が関わる投資で大失敗することはありません。
(具体的には、リスクを取りすぎず安全性を重視した投資を行う、などです)
まとめ 第二領域思考
借金も投資の一種となります。
そして、投資を行うことで私たちは自らの生活を支えてくれる源を得ることができます。
(その源となるものについては次回「03第二領域思考とFIREについての考え方」で説明いたします)
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03 第二領域思考とFIREについての考え方
今回は主に用語の解説となります。 この記事の目次1 第二領域思考とは?1.1 第二領域とは何か1.2 戦略2 FIREとは?3 第二領域を強化すると何が起きるのか?4 FIREはどうすれば達成できるか ...
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